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介護の現場で働く看護師は限界にきている

行政の委託でデイサービスの支援事業を毎年担当しています。

 

毎年、複数の施設を訪問し機能訓練のやり方や工夫など様々なことをアドバイスさせていただいています。

 

その中でいくつかスタッフさん(主には機能訓練指導員)から質問を受けますが、質問の根底には疲労感がにじみ出ていて、この先の不安すら感じ取れます。

 

いくつかの質問の中で多いのは利用者さんの痛みについての質問です。

 

機能訓練指導員は看護師であることも多いのですが、元々は呼吸器科や小児科だったりとご高齢層を担当したことが少ない方ばかりです。

正直、専門ですという方にあったことがありません。

 

 

 

痛みは主に整形外科領域であることも多く、専門外であればその痛みの評価はとても難しいものです。さらに利用者さんは病院嫌いだったり、家族が連れていけない(いかない)など様々な理由の中で疾患名が付いていないこともあります。

 

 

あるスタッフは、それでもなんとかしようと工夫したりネットで調べたりしていますがそれが正解なのかどうかを毎日疑問に思いながら業務に当たっていると教えてくれました。

 

理学療法士からすればなんともないことですが、職種が違う医療従事者としてはとても辛いことだと思います。

実際、看護師は過度に仕事の責任を負いすぎている傾向にあります。専門外の領域である運動やバイタル、投薬管理など責任度が高いものを中心に頑張っています。

 

しかし、先ほども書いたように専門外領域の出口の見えない綱渡りはさすがに限界に来ています。

責任感の強い方ほど投げ出さずに他方へアドバイスをもらいながらなんとか続けています。

 

現場を見る限りでは多くのデイサービスでは限界にきていると考えられます。

 

 

 

できることならば、個人の努力をシステムで解決するように作り直すことをオススメしています。個の力に頼りすぎると倒れていくます。

 

大切な人材を潰さない為にもシステムをより良いものにしていきましょう。