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デイサービスは医療情報を理解できるようになるとサービスの質がかなり良くなる

デイサービスは医療情報を理解できるようになるとサービスの質がかなり良くなる。

 

最近、多くのデイサービスの機能訓練を教える機会を頂くのですが、理学療法士の私としてはやはり医療情報を理解していない状態で機能訓練を伝えることはリスクだと考え、まずは利用者さんの医療情報を確認することからはじめます。

 

 

2年くらいサポートしているデイサービスでは事前に医療情報は用意していて事前に伝えてくれる。

しかし、これは医療〜介護の闇とも言うべきだろうか、かなりの確率で医療情報は抜け落ちていることもあり、利用者さんと話しているとスタッフも私も初めて聞く情報を伝えてくれる。

 

 

特に内科的疾患や症状については代表者会議でも抜け落ちていることもあるようです。

 

 

しかし、多くのデイサービスでは看護師だけが医療従事者であることが多く看護師だけにその負担がのしかかることもしばしばあります。

 

そのようなデイサービスでは看護師がプレッシャーに耐えきれずに退職する傾向が見て取れます。デイサービスにとって看護師の確保は死活問題になります。

 

 

そんな中、小規模の機能訓練特化型デイサービスでは看護師が不在の状態でもしっかりと医療情報を把握し、病名や症状が判らなければ勉強してきた施設があります。

 

 

整形外科で手術を経験した利用者さんや糖尿病を患っている利用者さん、診断名は付いていないけどパーキンソン病の疑いがある利用者さんと多くの利用者さんの医療情報を把握する必要があります。

 

ちなみにここの施設、誰も医療・介護の現場経験はありません。アパレルの接客や営業、ヨガ講師など介護とは縁が少ない環境で働いていた人たちで構成させていました。

 

 

研修を繰り返す内に少しづつ学び、また現場でも学びの繰り返しで少しづつ成長してきました。

 

 

今ではある程度の医療情報について理解できるようになり現場でそれぞれが判断して利用者さんと向き合うことができるようになりました。

 

 

もちろん、経験不足から不安に思うことも多いようですがそこは私がフォローして一緒に良い環境を作り上げています。

 

 

 

利用者さんの利用状況ですがほぼ全日満員です。しかも離脱者は少ない状況。

 

経営的観点からも解説したいのですがそれは又後日お伝えします。

 

話を戻すとこの利用率の高さは医療情報を理解することがスタッフそれぞれできるようになると積極的に利用者さんと関われることができるようになったことが挙げられます。

 

利用者さんからすると「あなたは私のことを理解してくれる」という信用が生まれます。

 

そして、スタッフもそれに対して積極的に向き合おうとしています。

 

 

私にとって当たり前の知識でもスタッフにとっては医療や介護を学ぶことは楽しいようです。ハードルが高い分野ですが少しづつでもハードルを越えていくことができればやはり充実感も高まり、スタッフは自然に成長していくことになります。

 

 

経営者から見るとこれはとても好天的な反応であり、人材が育つ環境はとても貴重です。

 

ホスビタリィー向上を目指すことも大切ですが、どうしたらホスピタリティーた向上するのかを考えて環境を整えることも大切なのです。